新企画 PXステーション

5号館内 特設ステージ “PXステーション”
主要業界に向けた粉体機器、技術を紹介する “わが社のPX”
粉体の専門家に、「聞いてみる」

わが社のPX

医薬品、電池、食品の製造現場で活躍する粉体機器、技術を紹介する新企画

医薬品

発表企業

株式会社ダルトン、株式会社奈良機械製作所、株式会社菊水製作所

電池製造

発表企業

東洋ハイテック株式会社、アシザワ・ファインテック株式会社、ハカルプラス株式会社

食品製造

発表企業

ツカサ工業株式会社、日清エンジニアリング株式会社、株式会社マツシマメジャテック

わが社のPX 医薬品 編

開催日:2023年10月11日(水) 12:30~13:30

クロスコンタミレスを実現する最新の押出造粒ユニット

浅井 直親 氏株式会社ダルトン開発技術統括部 統括部長

講演内容

さまざまな大きさ・形状の顆粒・ペレットを自在に生産し、分解洗浄性に優れ、多品種生産に対応しクロスコンタミレスを実現する湿式押出造粒ユニット群を紹介する。また、押出造粒に多大な影響を及ぼす混練工程にもスポットをあて、混練度評価を交えて概説する。

「奈良式GMP対応粉砕技術」のご紹介

丸山 修 氏株式会社奈良機械製作所プロジェクトチーム マイクロコスモス 部長

講演内容

1924年創業、国産初の衝撃式粉砕機「奈良式自由粉砕機」を開発以来、粉砕技術を追求して99年。各種業界ニーズへの対応にて、製薬GMPにも対応。溶出改善や含量均一性向上のニーズに対応すべく、微粉砕技術を開発。近年では、高活性薬物の封じ込め要求に対応し、また無菌プロセスでのSIPへも対応。その内容を紹介する。

回転盤交換式高速打錠機 CYGNUS -K

辻浦 祐司 氏株式会社菊水製作所技術センタ 開発部 リーダ

講演内容

打錠工程において打錠顆粒の物性に影響を受けず、高速運転に対応することができれば、安定した生産量の確保につながる。またパラメータ調整部の自動化や、品種切り替え時の作業時間短縮は少ない人数で生産を行うために重要な機能となる。このような要望に対応するため開発した、最新打錠機を紹介する。

わが社のPX 電池製造 編

開催日:2023年10月12日(木) 12:30~13:30

電池製造プラントについて

李 紳 氏東洋ハイテック株式会社営業本部 主任

講演内容

電気自動車をはじめ、各業界での二次電池の需要が高まる中、東洋ハイテックは古くから電池に関わるプラントを多く設計・施工してきました。
このプレゼンテーションでは電池や電池原料のプラントを設計していく上での注意点の説明と、弊社の特徴ある機器をご紹介致します。

電池製造プロセスにおける、ビーズミル活用の可能性

神谷 啓史 氏アシザワ・ファインテック株式会社営業課

講演内容

EV車の普及等により二次電池の需要は今後も増加していくと考えられます。
本プレゼンテーションでは、電池製造プロセスにおけるメカノケミカルを用いた、微細化以外のビーズミル活用の可能性についてご紹介いたします。

電池業界向け自動計量設備

辻井 文彦 氏ハカルプラス株式会社計量事業部西日本営業課 課長

講演内容

生産現場での人手不足から、省人化をはかる為に、全ての産業界へ計量の自動化を進めています。
その中でも、電池業界向けの正極材・負極材は、少計量で高精度の設備が求められており、発火を防ぐことや材料制限など、電池業界仕様に特化した機器について説明します。

わが社のPX 食品製造 編

開催日:2023年10月13日(金) 12:30~13:30

多彩な原料に対応可能な自動開袋システムのご提案

谷村 英明 氏ツカサ工業株式会社営業技術部 主幹

講演内容

食品製造業の業務上疾病で6割近くとなる「腰痛」。人手不足が慢性的となる中、腰痛により作業者を欠いてしまえば、作業効率も損なわれます。そこで、過重労働となりがちな開袋作業の自動化・効率化にお役立ていただける「自動開袋システム」について、機能紹介に加え、生産性向上の事例、導入実績をご紹介いたします。

多品種製造での生産効率改善・自動化を実現するコンテナシステムの特徴と適用事例

中島 千秋 氏日清エンジニアリング株式会社粉体事業部 機器販売センター

講演内容

コンテナシステムは連続ライン設備と比べ、多品種生産時の生産効率改善を期待でき、自動化・品質管理面でも優れた特徴を持つ。人手不足への対応に加え、多品種生産が求められる近年の食品製造現場において、有用な生産システムの1つと言える。本講演では、弊社の提案しているマトコン社のコンテナシステムについて紹介する。

食品業界の粉体プロセスに求められるレベル計測技術

重枝 季伸 氏株式会社マツシマメジャテック技術部 部長

講演内容

食の安全や物流の効率化など、食品業界における変革は日進月歩で進んでいる。
本講演では、小麦粉に代表される「食品粉体」の製造プロセスについて、「在庫管理や生産管理」の視点から「安心・安全」に関する視点まで、レベル計測機器に求められる技術や要件を最新のレベル計を例に紹介する。

粉体技術について聞いてみる

  • 粉体とは何なのか?
  • どんな機能があるのか?
  • 湿った粉はどのように扱うか?

など、研究者の研究テーマをうかがいながら、 “粉体技術”について 聞いてみませんか?

11日(水) 11:30~12:00湿った粉 液中の粉 編森 隆昌 氏法政大学 生命学部 教授
14:00~14:30シミュレーション技術編酒井 幹夫 氏東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授
12日(木) 11:30~12:00加工技術編綿野 哲 氏大阪公立大学工学研究科長 教授
13日(金) 11:30~12:00乾いた粉編吉田 幹生 氏同志社大学理工学部教授